そこに居たのは"中の人"じゃない"フランシュシュ"だ
【ゾンビランドサガLIVE~フランシュシュみんなでおらぼう!~】
上記のライブに参加してきました。昼夜どちらもライブビューイングで。
まずこのライブに一言。
フランシュシュがステージに居た
これに尽きる。
このライブはアニメと音楽を融合させた非常に面白いライブとなっていて、アニメでは各キャラクターの話を1話~2話毎に掘り下げていき、最後にそのキャラクターがメインとなる楽曲が披露されていった。
各キャラクターの話というのはネタバレにはなるが何故ゾンビになったのか、生前どういう人間として生きていたのか、生前にあった悩みや不安を払拭する。それをアイドル(音楽)という武器に替えていくのが面白い作品なのだが、これをなんとライブでも行ったのだ。
僕が見ていたのはライブなのかアニメなのか途中分からなくなっていた。
ライブでも行ったとはどういうことかと言うと各楽曲を歌う前にアニメにあった各キャラクターの名シーンを流し、楽曲を披露する形だ。(ここら辺はアニメ見てれば分かるのだが、見てない人は申し訳ない。)
例えば2話にあった源さくら(cv.本渡楓)と二階堂サキ(cv.田野アサミ)によるラップはライブでも忠実に再現していた。
アニメではたえで遊ぶサキに対して怒り心頭になるさくらがラップを始めるのだが
ライブではフランシュシュの自己紹介でたえがいないという流れを作り、たえの頭だけが登場、以降はアニメのようにさくらがサキに対して怒りラップをする。
アニメであった楽曲を流すための流れをライブでも再現するのは胸にくるものがあった。
いつから僕はアニメを見ていたんだ・・・と間違えるほど違和感がゼロ。それは中の人の努力の賜物と言えるだろう。
特に二階堂サキがメインとなる『特攻DANCE ~DAWN OF THE BAD~』はシンクロ率120%でステージに立っていたのは田野アサミであり二階堂サキだった。
いや、もはや中の人など存在しないのでは?
それくらいこの楽曲で心を掴まされた。
流石フランシュシュのリーダーといったところか。
中の人とキャラクターのシンクロ率が高いことが証明され、僕の中ではフランシュシュは2次元と3次元を行き来するアイドルという定義付けられた・・・
それほどこのライブは違和感を一切感じさせない構成と演者の努力、スタッフの力があったのだと改めて感じた。
と同時に、このアイドルはココで終わらせるのは勿体ないと思うほど熱量を入れたいと決めた。
ゾンビランドサガというアニメは終わってしまい、"2次元のフランシュシュ"は活動していないが"3次元のフランシュシュ"は居る。
そう考えることもできるが、僕的にはアニメから出てきたフランシュシュが僕らの世界にも来たという感じだ。
中の人などいない、そこに居たのはフランシュシュというアイドルだ。